上を向いて歩こう

生きるという事・死ぬという事

みなさん、こんにちは。お元気ですか?
毎日たくさんの人が訪問していただいているにも関わらず、更新出来ず申し訳ありません。

1月中旬は私にとって、いくつかの転機が訪れた季節です。

1、1995年(平成7年)1月17日(火)、淡路島を震源とする震度7の地震が発生しました。
当時、私は中学3年。兵庫県西宮市で被災しました。
被害総額は1000万程度、家自体は傾いていますが現在でも住んでいます。
知人は5人亡くなりました。
震災後12年経った今、多くの人が過去の出来事と認識されていると思います。
けれども、どうか覚えておいてほしい。
家の下敷きになり、火の手が迫る中、「早く逃げなさい」
と子供に言った母親の言葉をどうか覚えておいてほしいと思います。

2、1998年1月、センター試験の前日。風呂から上がって後、突発難聴になりました。
センター試験終了の翌日、母親の勤務先の病院で検査。
MRIを撮った後、約2時間待たされたことを覚えています。検査結果は、「聴神経腫瘍」。
父親からの遺伝性の病気でした。
当日即入院。毎日2回、2時間の点滴。病院から学校に一週間通いました。
すれ違う車の風を切る音が聞こえないことが無性に悲しくなり、自転車に乗りながら
泣いていた自分を覚えています。
入院2日の夜、中学の同級生が10人見舞いに来てくれました。
パジャマのまま近くのファミリーレストランで食事。病院の入り口で握手と手紙をくれました。
一番仲が良かった友人が泣きながら「頑張れ」と言ってくれた事を覚えています。

あれから、約10年、私は聞こえない世界で、聞こえない人間として、
やっと歩き始める事ができつつあります。
将来、どのような症状が出てくるかは分かりません。手術をすれば、後遺症も残ります。
脳幹を圧迫するような事になれば、それこそ命に関わってきます。

手術という選択肢は、あまりにも「怖い」。それが「本音」です。
けれども「生きて」いかなければいけない。
将来どんが「ハンディ」が背負おうと、「自分はここまで頑張ってきたんだから大丈夫」。
その時に、そう思える自分でありたい。
だから「今」を頑張らないといけない。

堀江誠二氏の「まどろみの海へ ある尊厳死の記録」という本を読みました。
自分には、自分の生き方がある。
その道を、一歩一歩、ゆっくりでも歩いて行こうと思います。
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by play-ist | 2007-01-22 16:37 | 独り言